秋田世豪

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  • 愛知県
  • 2021/11/18 登録

秋田世豪


フラメンコ音楽のギター演奏をしています。スペインのフラメンコ界では、伝統の継承が課題になっています。政府がもっとフラメンコの振興に力を入れるべきだという意見も強まっています。カマロンやパコのような深い魂を持つ人々が築いた音楽を発展させていくためです。


◆尊敬するギターリスト:ビセンテ・アミーゴ氏

フラメンコギターのビセンテ・アミーゴはスペイン・アンダルシア州のセビリア出身です。巨匠のパコ・デ・ルシアからも高く評価されていました。黒装束で登場した東京公演は、直前に死去したフラメンコ歌手のカマロン・デ・ラ・イスラにささげました。デビュー作「心の響き」(EPICソニー)を中心に、驚異的な速弾きを盛りこんだ情熱的なプレーを披露しました。

地元テレビのインタビューでは「ギターを弾く時はフラメンコのドゥエンデ(魔性)を呼びこむよう、いい音を出すことだけ考えている」と神妙な表情で語りました。

ロックやジャズのギタリストと積極的に交流していました。「色々なジャンルの優れた音楽と混じり合うことでフラメンコも発展する」という柔軟な考えの持ち主です。ただ、大半のフラメンコ奏者が恵まれていないことに不満があるようでした。


◆尊敬するアーティスト:アスカル・モレーノ氏・・・現代リズムフラメンコ

アスカル・モレーノは姉妹の2人組(デュオ)です。フラメンコとダンス音楽のビートを掛け合わせて人気を集めました。代々フラメンコを職業とする一家に生まれ、ジョージ・マイケルらのポップスも聴いて育ちました。「マンボ」や「バンディード(ならずもの)」が本国、ラテン・アメリカ諸国でヒットしました。

正統派フラメンコのファンからは批判もあるが、地元のインタビューでは「様式にはこだわらない。現代的リズムを取り入れても、私たちの歌はフラメンコそのもの。お客も一緒に踊れるこの形がいい」と語っていました。

ライブではジプシーのタブーであるミニスカートをはきました。「男性上位のジプシー社会の慣習を破り女性に勇気を与えたかった」といいます。

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