河崎凌

  • 日本
  • 東京
  • 2019/08/24 登録

河崎凌

一番好きなロックアルバムはジョン・レノンの「イマジン~ミレニアム・エディション」です。レノンが1971年に残した名作「イマジン」を、2000年に復刻したものです。

イギリスのEMIの技術者、ピーター・コビンが、デジタル技術を使って、各楽器、歌声などを明りょう化し、音全体を整理し直しました。

従来のものに比べると、歌声、ギター類、ドラムの音色のつぶが立ち、各曲に鋭敏さがもたらされた印象を受けます。

たとえば性急さが胸に迫るロック曲「真実が欲しい」では、各楽器の表情、歌声が、それぞれ独立して主張し、歌の主題がより切実に耳に響きます。

人によっては、元の混とんとした迫力が減ったと感じるかもしれません。

ビートルズの「イエロー・サブマリン」でピーターが示したのは劇的、大胆な変化でした。

今回、それとは逆の繊細な変化を示しています。「繊細」は、この作品自体の特質。あるいは、そのあたりをくみ取った作業なのかもしれません。


日本のジャズも好きです。

日本のジャズ革命は富樫雅彦のリズムから生まれています。

山下洋輔も武田和命も、1965年の「ジャズギャラリー8」における富樫雅彦のカルテットメンバーです。

富樫雅彦らは有名なバンドに所属するかどうかなんてことを自分のジャズの基準にはしなかったのです。

まわってきた自分の場で奮迅して日本のジャズシーンを変えたのです。

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