長井廉

  • 日本
  • 茨城県
  • 2021/08/18 登録

長井廉

長井廉です。沖縄の胡弓は明治以降に伝統が途絶え、戦後に復活しました。民謡にも三線だけでなく胡弓を入れるケースが増えました。民謡歌手の宮良康正さんが「曲趣を損なう場合もあります」というくらい、ちょっとした流行になりました。

復活した沖縄の胡弓は、どこから伝わったのでしょうか。三線とともに中国伝来なのは確かですが、これは「胡琴」と記録され、1710年以来、江戸参府で演奏した御座楽(うざがく)に使われていました。それがいつの間にか中国から伝わった二弦から本土風の三弦になってきました。

では、「糸竹初心集」にある「らへいか」という言葉は何なのでしょうか。

実は1676年(延宝四年)に出た連句集「俳諧当世男」に「出ぶねの酒をすごせ道づれ/ラベイカで名残を惜む歌もあり」という連句があります。

その少し前はキリスト教とともに南蛮文化が広まった時代で、ポルトガル語に「ラベカ」という言葉があります。英語では「レベック」といい、弓でこすって弾く弦楽器を指しています。



<好きなアルバム>

私の個人的なオールタイム・フェイバリット・アルバム(カントリー部門)は、キャシー・マティアのアルバム「キャシー」です。端正なカントリーの中にポップ性がただよいます。

声の良さでかえって個性を失っている点はありますが、心地良さは抜群です。エミルー・ハリスに通じるものがあります。

全米カントリー・チャートで1位になった「車輪とバラ」をはじめ、粒ぞろいの10曲です。

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